スタッフ体験記録

 

リテーナー

こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。

今回は歯列矯正が終わったあとにつけるリテーナーについてお話していきます。

装着期間と時間

歯列矯正後、歯並びが元に戻らないためにリテーナーを使用します。 基本的に3年程が保定期間と言われています。 最初の2年は矯正期間と同じように食事・歯磨き以外の時間は装着し、最後の1年は就寝中のみ装着します。 初めの数ヶ月は特に歯の周りの骨が安定していない時期で元の位置に歯が戻ろうとするため、重要でありこの保定期間は歯の安定化に必要な時間であり、元の歯並びに戻るリスクを最小限に抑えるために重要な役割を果たします。

リテーナーの種類

リテーナーには、床タイプ・ワイヤータイプ・マウスピースタイプなどがあります。 当院ではマウスピースタイプのリテーナーを使用しています。 歯列全体を覆うため歯並びの保持が強く、透明なので外見を気にせず長時間使用できます。 また、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、マウスピースタイプのリテーナーを使うことで歯や顎への衝撃を緩和でき、歯を守る効果があります。

リテーナーの清掃方法

矯正中のマウスピースと同様でお水と歯ブラシで洗います。 その時に歯磨き粉をつけてお掃除すると歯磨き粉に含まれる研磨剤がマウスピースを傷つけてしまうため、何もつけずに洗いましょう。 また週に数回はマウスピース洗浄剤につけることをオススメしています。 定期的に歯科医師によるチェックと、クリーニングを行うことで美しい歯並びを維持することが出来るため3ヶ月に1度歯科医院への来院をオススメします。

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矯正時の抜歯について

みなさんこんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。

今回は矯正の時になぜ歯を抜くのかお話していきます。

抜歯

抜歯が必要なケースはお口の
状態によって異なりますが、
主に3つあります。

①歯と顎の大きさのバランスが
取れていない

主に、ガタガタやでこぼこの歯並びの人が当てはまります。歯は上顎、下顎の骨に中に生えています。歯を並べるための十分な顎骨のスペースがないと、歯はきれいに並ぶことができません。そのため、歯が重なりあって生えたり、歯茎の上の方で止まってしまう(一般に八重歯とよばれるような)状態になります。歯が並ぶスペースが足りないのに、無理やりきれいに並べようとすると歯が骨からはみ出してしまったり、上下の前歯が無理な傾斜となり口元が膨らんだ仕上がりとなってしまいます。これを解消するためには歯を抜きスペースを空けそのスペースを活用し歯を並べることが必要です。

②上下の前歯が前にでている

歯並びはそこまで悪くないけど前歯だけでている・口元が出ている・口が閉じずらいなどの問題がある場合は抜歯の対象になることがあります。上下左右の4本を抜くことで前歯を後ろに下げることができ、前歯を正しい傾斜・位置に移動することが可能になります。

③上下のかみ合わせにズレがある

かみ合わせのズレとして挙げられるのは出っ歯や受け口があります。この場合、抜歯したスペースを利用して前歯と奥歯の前後的な歯の移動を行い、理想的なかみ合わせに仕上げていきます。かみ合わせによって変わりますが、上2本もしくは下2本の抜歯をすることが多いです。*抜歯する歯 基本的にはかみ合わせにあまり影響しない前から4番目の第1小臼歯か、5番目の第2小臼歯です。他にも「矮小歯」と呼ばれる通常の歯より小さめの歯で形態に異常のある歯や、先天性欠如で生まれつき足りない歯がある場合はその反対側の歯を抜くこともあります。

当院では無料で歯間ブラシのサイズをお測りしています。気になった方はお気軽にご相談ください。

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舌の病気について

みなさんこんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。

今回は舌の病気についてお話していきます。
舌は私たちが食事をしたり話をするのに欠かせない役割を果たしています。

舌の役割

①味覚を感じる

舌の表面にある味蕾は味覚を感じるセンサーの役割をしています。

②嚥下を助ける

食べ物を口に入れてから飲み込むまで舌は非常に重要な働きをしています。口腔内で食べ物を運び唾液と混ぜるなど、舌を使うことで食べ物を飲みやすい状態にします。

③発声する

出したい音に合わせて舌の位置が変わることによって声帯から出た振動が口腔内で共鳴し音となります。コミュニケーションに欠かせない「声」にも舌の存在は大きく影響しています。舌の病気は舌だけでなく内蔵の不調によって引き起こされるものもあります。全身の健康とも大きく関連しているため、舌もよく観察しておきましょう。

健康な舌は適度な厚み・大きさで表面が潤っており、色は薄紅色や鮮やかなピンク色で、ごく薄く舌苔がついています。舌になんらかのトラブルが起きると白っぽい、また黒ずんでいるなどの色の変化、味覚障害や摂食障害、上手く言葉が発せないなどの症状が現れ生活の質が低下します。

舌の色の変化

①黒くなる

胃の不調の治療薬であるビスマス製剤を服用していると起こることがあります。舌ブラシで舌を磨いたりすると変色を除去することが出来ます。

②青白く滑らかな舌

ビタミンB12欠乏症を原因とする鉄欠乏性貧血または悪性貧血によって起こります。

③赤くなる

猩紅熱(しょうこうねつ)でみられる最初の兆候の場合があり、小児では川崎病や、COVID-19の稀な合併症である小児多系統炎症性症候群の兆候の場合があります。

④赤い滑らかな舌と口に
痛みがある場合

舌の全体的な炎症(舌炎)があるか、食事でのナイアシン(ビタミンB3)の摂取不足による低栄養の一種であるペラグラによって生じている可能性があります。

舌の表面の変化

①溝状舌

舌の表面の溝は溝状舌といい、特に治療は必要ありません。ですが溝に汚れが溜まって炎症を起こしたり、口臭の原因になったりすることもあります。そのため舌ブラシなどで清潔に保ちましょう。

②舌痛症

外見的には異常がないのに舌がチクチク痛むことを舌痛症といいます。主な原因はストレスだと言われていますが、唾液の分泌が減少することにより発症するという説もあります。また、歯の詰め物のサイズが合わない場合や、銀歯などをいれ金属アレルギーにより舌が刺激され痛みが出ることもあります。

③白板症・紅斑症

舌に白い斑点や赤い斑点ができると白板症や紅斑症が疑われます。こうした症状の数%は癌になると言われているため舌にこのような異常が見られた場合は病院に行くことをオススメします。

④粘液のう胞・乳頭腫

舌のできものは粘液のう胞(ガマ腫やブランディンヌーンのう胞など)・唾石症・乳頭腫などです。ほとんどが適切な処置で治りますが、ごく稀に症状を放置することで舌癌などに発展することがあります。そのためできものや違和感に気づいたら歯科医院や病院の口腔外科に受診することをオススメします。

当院では無料で歯間ブラシのサイズをお測りしています。気になった方はお気軽にご相談ください。

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治療後に歯が痛む理由について

みなさんこんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です

今日は治療後に歯が痛む理由についてお話したいと思います。歯を治療したのになぜか歯が痛いなんてことありませんか?

治療後に歯が痛む理由について

虫歯治療後に痛くなるのは原因が4つ考えられます。

1. 神経が敏感になっている

虫歯が進行すると歯の神経がダメージを受け痛みが生じることがあります。 また虫歯が神経に近ければ近いほど熱や振動は伝わりやすくなります。 このような場合は出来るだけ刺激を与えないように安静にしておけば徐々に治まることもありますが、それでも痛みが続く場合は根管治療を行います。

2. 神経が炎症を起こしている

虫歯が進行すると神経が炎症を起こすことがあります。 炎症が起こると神経が腫れて痛みを引き起こします。 治療後に痛む場合は神経が炎症を起こしているため根管治療を行い炎症を抑える必要があります。

3. 詰め物・被せ物が神経を
刺激している

治療後に痛みを生じる場合は詰め物や被せ物が神経を刺激している場合があります。 詰め物や被せ物の噛み合わせが高かったりうまくフィットしてない神経を刺激するためその際は調整を行います。

4. 詰め物で銀歯を使用している

詰め物が銀歯の場合、金属のため熱を伝えやすく冷たいものや熱いものがダイレクトに伝わります。 通常であれば約3ヶ月以内で痛みが治まります。

痛い場合の対処法

痛み止めを服用する

治療後に痛みが生じた場合はまず痛み止めを服用します。 痛み止めを服用すると鎮痛効果があり痛みを和らげる効果があります。

・ロキソニン/カロナール など
ただし、痛み止めが効くのは一時的なため、痛みが強かったり痛みが長引くようなら歯科医院に行くことをオススメします。

血液の循環が良くなる
行動を控える

身体が温まると血液循環が良くなり歯の痛みが強くなります。 ・長く湯船に浸かる ・激しい運動 ・飲酒 ・タバコ などはなるべく控えましょう。

痛みがある歯を触らない

気になって指や舌で触ってしまう方も多いですが、触ってしまうと細菌が入ってしまう可能性があるため触らないようにしましょう。

当院では無料で歯間ブラシのサイズをお測りしています。 気になった方はお気軽にご相談ください。

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糸ようじ?フロス?歯間ブラシ?何が違うの?正しい選び方と使い方

みなさんこんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です

今日は補助清掃用具の糸ようじ、フロス、歯間ブラシについてお話したいと思います。

糸ようじ?フロス?歯間ブラシ?何が違うの?
正しい選び方と使い方

まず最初にこのような糸ようじ、フロス、歯間ブラシは歯と歯の間に着いた歯ブラシでは落とせない汚れを除去するために使用します。 歯ブラシのみで落とせる汚れは全体の60%と言われており、残りの40%は歯茎の中や歯と歯の隙間にあります。 その為、セルフケアではこのような補助清掃用具は必須になります。 ではこの3つはどのような違いがあるのでしょうか。

1. 糸ようじ

糸ようじには2種類の形があります。 奥歯まで通しやすく設計されたY字タイプと、薬局でよく見かける持ち手のついた薄いタイプのものです。 一番使いやすくどの隙間にも入ることができ便利です。 使用方法は歯と歯の間にノコギリを揺らすようにゆっくりと入れていきます。 歯茎の中までしっかりと糸を入れ歯の側面に糸を擦り付けて汚れを落とします。 次の歯を通す時は水で洗ってから通すようにしましょう。

2. フロス

フロスは糸ようじのような持ち手がなく指に巻きつけて使うものになります。 使いこなせるようになるまでは少し難しいですが、長く出して使うので洗ったりせずに毎回新しい所を歯の間に通すことができ衛生的です。 使用方法は糸を肘くらいの長さまで出しカットします。 次にデンタルフロスを両手の中指に巻き付けます。巻きつける時は片方を長く巻き付け片方を短く巻き付けます。 フロスをぴんと張り歯と歯の間にノコギリを揺らすようにゆっくりと挿入します。 歯茎の中までしっかりと糸を入れ歯の側面に糸を擦り付けて汚れを落とします。 この時に糸を親指と人差し指でつまむようにして操作すると簡単に出来ます。 次の歯に移る時は長く巻き付けた方から一巻き出して短く持ってる方を一巻き巻きつけていきます。少しずつ糸を出すことで綺麗な面で汚れを落とすことができます。

3. 歯間ブラシ

歯間ブラシは前の二つとは違い針金に細いナイロン毛をつけたものやゴム製の小さなブラシです。形状は真っ直ぐなものと曲がっているタイプがあります。 糸ようじ、フロスと比べて太さがたくさんあるので自分に合ったサイズを選ぶことが大切です。 基本的に小さな隙間よりも歯茎が落ちて隙間が大きくなっている方におすすめです。 使用方法 歯と歯の間に歯肉を傷つけないように挿入します。 歯間ブラシを水平にして歯面に沿わせながら2〜3ストロークしていきます。 まっすぐなタイプの歯間ブラシを使用する時は奥歯の隙間を通すのが少し難しいので根本から折り曲げて使用するのがおすすめです。 一部位に通したら次の歯を通す前に一度水で洗ってから通すようにしましょう。 また、フロス・糸ようじは強く押し付けるように挿入すると歯茎を傷つける可能性がありますので、かならず揺らしながら入れてください。 歯間ブラシも同様に小さな隙間に大きな歯間ブラシを無理矢理入れようとすると歯茎が傷つきます。 反対に大きな穴に小さな歯間ブラシを通しても効果は半減してしまいます。 かならずご自身にあったサイズのものを通してください。

当院では無料で歯間ブラシのサイズをお測りしています。 気になった方はお気軽にご相談ください。

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妊娠中のお口の変化について

みなさんこんにちは
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です!

今日は妊娠中のお口の中の変化についてお話したいと思います。

妊娠中のお口の中の変化について

1. 歯肉炎や歯周炎になりやすくなる

妊娠中になるとホルモンバランスが乱れ歯茎に炎症が起き歯周病になりやすくなってしまいます。

実際に妊娠性歯周炎という病名があるほど妊婦さんは歯周病と深いつながりがあります。 歯周病とは細菌感染により炎症が起こり、歯肉や歯根膜、歯槽骨などの歯周組織が壊されてしまう病気です。 歯肉炎と歯周炎の違いは、炎症が歯茎で留まっているものが歯肉炎で歯根膜や歯槽骨に広がっているのが歯周炎になります。

その他にも妊娠性エプーリスと呼ばれる良性の腫瘍が出来やすくなります。 妊娠性エプーリスは歯肉炎と違い出産後に自然と消滅します。ですが、放置すると悪化してしまい歯肉や歯槽骨の切断が必要になることがあります。

2. 歯周病が与える赤ちゃんへの影響

妊娠中に歯周病になってしまうとお腹の中にいる赤ちゃんにまで影響が起きることがあります。出産が近くなるとプロスタグランジンという成分が子宮内で分泌されることによって分娩が始まります。しかし、歯周病の炎症が広がっているとそれを抑えようとプロスタグランジンが作られてしまい分娩時と同じように子宮の収縮が起き早産が引き起こされてしまいます。

また、お母さんが歯周炎の場合は通常の出産よりも低体重になりやすいという調査結果があることからお腹の赤ちゃんのためにもお母さんが歯周病にならないように対策を行う必要があります。

妊婦さんの歯周病予防方法

歯周病予防には以前にお話した歯の表面に付着するプラークという物質を落とすことが重要になります。しかし、妊娠中は悪阻などによりうまく歯磨きを出来ない方も多いです。 そこで無理せず歯周病ケアできる方法を紹介します。

1. 体調が良い時にしっかり磨く

妊娠初期などの悪阻がひどく上手く歯磨きが出来ない場合は、体調の良いタイミングでしっかり歯を磨きましょう。 また、歯ブラシをお口の中に入れると吐き気がある場合は歯ブラシのサイズを小さくするのもおすすめです。 味や匂いが苦手になってしまった場合は歯ブラシに何もつけず磨くのもおすすめです。

2. ガムを噛む

ガムを噛むことで唾液の分泌が促進されます。 ガムを選ぶ時はキシリトールの含有率が高いものを選ぶのをオススメします。 体調が悪くガムを噛むことが出来ない場合は唾液腺マッサージをするだけでも唾液を分泌する効果が得られます。

3. お水をたくさん飲む

お口の中が乾燥してしまうと歯周病菌が繁殖しやすい環境になってしまうのでこまめな水分補給が効果的です。 しかし、甘いジュースや炭酸飲料、牛乳等はプラークのできる原因になるのでお水やルイボスティーなどのカフェインを含まない無糖の飲み物がおすすめです。

4. 歯科医院で歯のクリーニングを受ける

普段のセルフケアのみでは充分に汚れを取り除くことが出来ない為、定期検診などで歯石取りなどのクリーニングを受けることが重要になります。 受診の際は母子健康手帳をお持ちいただくと現在のお口の状態を記入させて頂きます。

出産後のケアについて

出産後に歯周病が再発した場合には、赤ちゃんへの母子感染リスクが高まる為出産後のケアも重要になります。 また、出産前に発症した歯周病が治らない場合は赤ちゃんに歯周病菌をうつさないために食器を共有しないこと、噛み与えやキスをしないことなどの感染予防が必要です。

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虫歯がうつる理由について

みなさんこんにちは
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です!

今日はむし歯はうつるのか? 何故映ってしまうのかについてお話します。

虫歯がうつる理由について

むし歯菌は移る?

そもそもむし歯菌とはミュータンス菌のことです。ミュータンス菌はお口の中にある食べ物や飲み物の中に含まれている糖分をエサにしてプラーク(歯垢)を作り出します。 ミュータンス菌は酸性の環境を好んでいてミュータンス菌自体も酸を産生しています。

つまり、菌が付いていれば酸性の環境になり酸が作り出され酸で歯(カルシウム)を溶かすという悪循環になってしまうのです。

感染症なので産まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはむし歯菌は存在しません。
つまり、感染しなければ大きくなるまでむし歯は出来ません。

では私たちはどこからむし歯菌を連れてきてしまうのでしょうか。

むし歯菌のうつり方

むし歯菌のうつり方は唾液を通して人から人へと感染していきます。 特に多い感染経路はご家族からお子様への感染です。

主な感染方法は

・同じお箸やスプーン、食器を使っての食事
・食べやすいように噛んでから食べ物を与える
・キス

などが挙げられます。

また親子に限らず幼稚園や保育園、学校での水平感染や幼少期にはむし歯菌は無かった方も大人になってからも感染のリスクはあります。

むし歯菌を無くすには?

一度感染してしまえば、むし歯菌を完全にお口の中から無くすことは難しいです。 しかし、菌数を減らすことは可能です。

むし歯菌の菌数を減らすには

・歯科医院で定期的にクリーニングを受ける
・フッ素入りの歯磨き粉を使用する
・丁寧な歯ブラシをする
・一ヶ月毎に歯ブラシを交換する
・毎日フロスをする
・糖分の多い飲食物を控える
・キシリトール100%のガムを噛む

ことが重要です。

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虫歯になりやすい人の特徴

みなさんこんにちは 中延昭和通りの歯科衛生士です!
今日は虫歯になりやすい人の特徴についてお話ししたいと思います。

虫歯になりやすい人の特徴

まずは虫歯になりやすい人の特徴を紹介します。

*遺伝的に歯が弱い・歯並びが複雑

一般的に歯の質や歯並びは遺伝しやすいと言われています。歯質が弱ければ虫歯に感染した場合に症状が出やすいです。 歯並びが悪ければ歯ブラシは当てにくくなっているので汚れが溜まりやすく虫歯になりやすくなってしまいます。 ですが、生まれてすぐの時点ではむし歯の菌は口の中にはありません。 他人の唾液がついた食器や口移しなどを通じてむし歯の菌が移ってしまいます。

*歯磨きの仕方に問題がある

先程の説明の通り磨き残しが多ければ虫歯になってしまいます。 また、歯並びだけでなく歯ブラシにかける時間が短かったり歯ブラシを大きく動かしすぎてしまうと磨き残しが増えてしまいます。 実際に歯ブラシで落とせる汚れは全体の60%と言われていて、残りの40%は歯間に残っているのでフロスをすることも重要です。

*甘いものをよく食べる・間食が好き

むし歯になる主な原因菌のミュータンス菌が糖分を分解して乳酸を作り歯を溶かしてしまいます。 また、ながら食べをしてしまうと甘いものに限らずむし歯を進行させてしまう原因になります。

*酸っぱいものが好き

歯の主成分はカルシウムで出来ています。 カルシウムは酸に弱く、酸に長時間さらされてしまうと溶けてしまいます。 この状態が進行すると知覚過敏になってしまったりむし歯が急激に進行してしまいます。

*定期検診に通ってない方

歯医者さんの定期検診に通ってない方は歯磨きで取りきれない汚れが蓄積してしまい、歯石になってしまいます。 歯石になると自分で歯磨きで落とすことは不可能になってしまうので歯の表面がでこぼこしてしまい余計に汚れがついてしまいます。

*唾液が少ない方

お口の中が渇いてる状態だと唾液が少なくなっています。 唾液はお口の中の汚れを洗い流し細菌の活動を抑える効果があります。 その他にも細菌の成長を抑制し、歯を保護するためのミネラルを供給します。 唾液が不十分の場合はむし歯のリスクが高まります。

最初にお伝えしたように、歯磨きは歯ブラシでは60%でしか落とせません。 そのためフロスや歯間ブラシで歯の間の汚れを落とすことが必須です。 また、むし歯が痛む前に発見するために定期検診でクリーニングやむし歯のチェックをしてもらうことが大切になります。

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口腔内カメラ

こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回は口腔内カメラについてお話していきます。

口腔内カメラ

口腔内カメラについて

口腔内カメラとは、小型カメラでお口の中に入れて口腔内の写真を撮ることが出来るカメラです。
撮影した後は当院のモニターに写真を映し出し、口腔内の状況をお見せしたり、治療説明や治療の経過などを患者さまと共有することが出来ます。

口腔内カメラを用いる例

虫歯

例えば詰め物の下に出来た虫歯の治療などでは、直接見て確認することが難しいため口腔内カメラを使用し撮影を行うことで虫歯の状況を確認することが出来ます。

見えにくい奥歯や裏側

奥歯や歯の裏側などは手鏡でも見えづらくて確認してもらうことが困難な場所です。
口腔内カメラを使うことで手鏡では見えにくい部分が確認でき、治療の必要性を理解することができます。

治療説明

現状の確認をしてもらい、治療するためにはこのように削る必要がある、神経を取る必要があるなど患者様に十分に理解してもらい、ビフォーアフターを確認してもらいます。

このように口腔内カメラを使うと治療の効果を一目で確認して頂けるだけでなく、ご自身の口腔内の状況を把握できるためより納得した上で治療を行って頂けます。

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根管治療

こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回は根管治療のお話をしていきます。

根管治療とは

根管治療とは、虫歯が歯の神経まで到達した場合や、事故で歯の神経が露出してしまった場合などに行われる「歯の神経を取り除く治療」です。日々の診療では、虫歯が原因の根管治療が多く行われています。 根管治療をすることで歯がどうなるか、はっきりしていないと不安に思う患者様も多いです。デメリットとメリットを説明したうえで、根管治療をする理由をお伝えします。

根管治療のメリット

天然歯を残せる

根管治療は神経を取り除く治療ですが、歯はそのまま残せる治療です。現在では歯を失った後の治療として入れ歯やインプラント・ブリッジなどでも良い治療も増えてきてはいますが、天然の歯に勝るものはありません。 根管治療をしなければ、痛みを我慢し、最終的には抜歯するほかありません。残せる歯はできるだけ残した方がよいという考え方が一般的なので、歯科医は安易に抜歯をせず、根管治療を推奨します。

痛みがなくなる

神経まで到達した虫歯はかなり痛みが強く、歯の治療の中でも最も痛いと言われています。 慢性的に少し痛いという場合もあれば、激痛になってから来院される患者様もおられます。激しい痛みを投薬のみで対応することは難しいので、早急な治療が必要です。

根管治療のデメリット

歯がもろくなる

歯の根(根管)には神経や血管が通っており、それを通じて歯に栄養を送る役割があります。これがあることで歯に当たったものの感触がわかったり、虫歯が進行しすぎると痛んだりします。 神経を取るということは、その中にある血管も含めて除去してしまうため、歯に血や栄養が行き届かなくなります。 神経を取ったからと言ってすぐに抜けてしまうことはありませんが、これまで支えられていた強い力に耐えられなくなった時は歯が割れたり、折れるリスクは高くなってしまいます。

治療回数が多い

根管治療は「感染部位の除去」「根管内の洗浄」「根管の封鎖(根管充填)」「土台の形成(支台歯形成)」「被せ物の作成」など、非常に工程が長い治療です。保険診療で行われる根管治療はおよそ1〜2ヶ月かけて行われることがほとんどです。 根管が複雑な形をしていたり、何度も洗浄が必要な場合もあり、どうしても期間が長くなりがちな治療です。治療の期間が長いと治療に対するモチベーションも下るため、痛みがなくなった(神経を除去した)時点で治療を自己判断で止めてしまう人もいますが、これは歯を失う原因ともなりますので非常に危険です。

虫歯の再発に気づきにくい

虫歯の痛みは歯の神経があってこそ気付くものですので、神経を取った後は当然痛みに気付きにくくなります。根管治療を行った後も歯質は残っているので、依然として虫歯になるリスクはあります。 気づいた頃には被せ物の下で大きな虫歯が再発していて、抜歯が必要になることもあります。そういった再発する虫歯を防ぐためには、日々のケアと定期的な検診が必要不可欠となります。

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