インビザライン体験記録

 

マウスピース矯正って
仕事や学校に
支障ないの?

みなさんこんにちは。
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。

今回は、マウスピース矯正中の生活について、「仕事や学校に支障はないの?」という疑問にお答えします。
マウスピース矯正って仕事や学校に支障ないの?
マウスピース矯正(インビザラインなど)は、見た目が自然で取り外しも可能なため、忙しい日常の中でも比較的取り入れやすい治療法です。とはいえ、初めての矯正では不安も多いですよね。

ここでは、矯正中でも快適に過ごすためのポイントを項目ごとにご紹介します。

矯正期間中に快適に
過ごすためのポイント

  • 会話や発音について
  • 矯正を始めた直後は、マウスピースの装着によって話しにくさを感じる方もいらっしゃいます。
    特にサ行やタ行などは少し発音しづらいことがありますが、ほとんどの方が数日から1週間ほどで慣れてきます。人前で話す機会が多い方は、事前にマウスピースをつけた状態で練習するのがおすすめです。

  • 食事のときは取り外してOK
  • マウスピースは食事中には必ず外します。そのため、食べ物の制限は基本的にありません。
    ただし、食後には歯を磨いてから再装着する必要がありますので、外出先でも歯ブラシを持ち歩くことが大切です。
    また、飲み物は基本的に水がおすすめです。ジュースやコーヒーなどを飲むと、マウスピースが着色したり虫歯の原因になったりすることがあります。

  • 装着時間の管理
  • マウスピース矯正は1日20~22時間の装着が必要です。
    つけ忘れが続くと、計画通りに歯が動かず、治療期間が延びてしまうこともあります。忙しいときこそ、スマートフォンのリマインダーを使ったり、外していた時間を記録したりする工夫が効果的です。マウスピースのケースを常に持ち歩くのも忘れずに。

  • 見た目が自然
  • 透明なマウスピースは、近くで見ない限りほとんど目立ちません。そのため、学校や職場、アルバイト先でも気づかれることは少なく、見た目に関するストレスは少ないと感じる方が多いです。清潔に保つことで、曇りや臭いも防げます。

  • 痛みや違和感について
  • 新しいマウスピースに交換した直後は、歯に圧力を感じたり軽い痛みが出たりすることがありますが、多くの場合は数日で落ち着きます。
    どうしてもつらい場合は市販の痛み止めを使用することもできます。痛みが長引いたり強すぎるときは、遠慮せず当院までご相談ください。

まとめ

マウスピース矯正は、しっかりとした自己管理が求められる分、自分のライフスタイルに合わせて柔軟に取り組める治療です。食事や歯磨き、スケジュール管理に少し気を配ることで、学校や仕事と両立しながら矯正を進めることができます。
もし不安なことがあれば、いつでもスタッフにご相談ください。

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マウスピース矯正は
引っ越しや
転勤が
多い人におすすめ?!

こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今日は「マウスピース矯正は引っ越しや転勤が多い人におすすめ?!」についてのお話です。
生活の変化が多い方にとって、矯正治療はハードルが高いと感じるかもしれませんが、実はマウスピース矯正なら無理なく続けられる工夫がたくさんあります。

さらに、患者さまからよくいただく「マウスピースを失くしてしまったとき、どうすればいいの?」というご質問にもお答えします。

マウスピース矯正

マウスピース矯正が
選ばれる理由

  • 通院頻度が少ない
  • マウスピース矯正では、初回の診断と治療計画の後、複数枚のアライナー(マウスピース)をまとめてお渡しします。
    そのため、頻繁に通院する必要がなく、2〜3か月に1度のチェックのみで治療を進めることが可能です。

    ワイヤー矯正のように毎月の調整が必要ないため、お忙しい方やスケジュールが読みにくい方でも安心して治療を継続できます。

  • 通えなくなっても継続できる
  • もし急な転勤や引っ越しで通院が難しくなった場合でも、あらかじめ最後までのアライナーを受け取っていれば、ご自宅で継続して装着することが可能です。

    治療途中で通院ができなくなっても、矯正そのものが止まってしまう心配が少ないのは、マウスピース矯正ならではの安心ポイントです。

  • 自分のペースで進められる
  • マウスピースは決められた日数ごとにご自身で交換していきます。
    そのため、仕事や学業、旅行や出張など、ご自身のライフスタイルに合わせて矯正を進めることができます。

    スケジュールに縛られにくく、治療を無理なく続けられるのも大きな魅力です。

    マウスピースを
    失くしてしまったときの
    対処法

    マウスピースは薄くて透明な素材のため、外したままティッシュなどに包んで置いておくと、誤って捨ててしまうなどのトラブルもあります。
    そんなときは、以下の対応をおすすめします。

    • まずは歯科医院に連絡する
    • 最初にすべきことは、治療を受けている歯科医院に連絡をすることです。
      マウスピースの再作成や、次に進むべきかどうかの判断を、患者さまのお口の状態に応じてご案内いたします。
      再作成には日数がかかる場合もあるため、できるだけ早めにご相談ください。

    • 一つ前の
      マウスピースを装着する
    • 手元にひとつ前の段階のマウスピースが残っている場合は、再び装着することで、歯の位置を安定させることができます。
      何も装着しないままだと、歯が元に戻ってしまったり、治療計画がずれてしまう恐れがありますので、応急処置として有効です。

    • 応急処置として
      歯ぎしり予防用
      マウスピースを作成する
    • マウスピースの再作成に日数がかかる場合、当院では応急処置として歯ぎしり予防用のマウスピースをお作りすることが可能です。
      矯正専用ではありませんが、何も装着しないよりは歯の位置を安定させる効果が期待できるため、一時的な代用品としてご使用いただけます。
      ご希望があれば、その日のうちに型取りを行い、できる限り早くお渡しできるように対応しています。

    • 自己判断で
      先のマウスピースに進まない
    • 「次のマウスピースがあるから進めてしまおう」とご自身の判断で治療を進めるのは危険です。
      歯が予定通りに動いていない場合、アライナーが正しくはまらなかったり、予期せぬトラブルにつながることがあります。
      必ず歯科医師の指示に従って進めましょう。

    まとめ

    転勤や引っ越しが多い方でも、マウスピース矯正なら通院回数を最小限に抑えながら、無理なく矯正を続けることができます。
    自分のペースで治療が進められ、万が一マウスピースを失くしてしまっても、早めの対応や応急処置で大きなトラブルを防ぐことができます。

    矯正治療を途中であきらめることなく続けていくためにも、何か困ったことがあればすぐにご相談ください。
    当院では、患者さま一人ひとりのライフスタイルに合わせたサポートを大切にしています。

    マウスピース矯正に興味がある方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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歯が揺れてきた?!
原因は?

こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回はなぜ歯が揺れてくるのか説明していきます。
親知らずを抜いた後の食事について

歯が揺れる原因とは?

歯がぐらつく、揺れるといった症状は、放置すると最悪の場合、歯が抜けてしまうこともあります。
では、なぜ歯が揺れるのでしょうか?
主な原因を解説します。

  • 歯周病
  • 歯周病は、
    歯を支える骨(歯槽骨)が溶ける病気です。
    進行すると歯を支えきれなくなり、歯がぐらついてしまいます。
    歯ぐきの腫れや出血がある場合は要注意です。

  • 強い噛みしめ・歯ぎしり
  • 過度な噛みしめや歯ぎしりによって、歯に過剰な負担がかかると、歯を支える組織がダメージを受け、歯が揺れることがあります。

  • 外傷や事故
  • 転倒や衝突などの強い衝撃歯がダメージを受けると、歯の揺れにつながることがあります。
    場合によっては歯の根が折れていることもあるため、早めの診察が必要です。

  • 歯の根の病気(根尖病変)
  • むし歯が進行して神経が死んでしまうと、歯の根の先に膿がたまり、歯を支える骨を溶かすことがあります。この状態になると、歯が揺れることがあります。

  • 加齢による影響
  • 年齢とともに歯を支える骨が自然に減少することがあり、歯が揺れやすくなる場合があります。

  • 矯正治療による影響
  • 歯の矯正治療では、歯を動かすために一時的に歯の揺れが生じることがあります。
    これは通常、治療の過程で一時的なものであり、問題はありません。

    歯が揺れるときの対処法

    歯が揺れ始めたら、
    早めに歯科医院を受診することが
    大切
    です。

    特に、歯周病が原因の場合、進行すると抜歯が必要になることもあります。

    当院では、
    歯周病治療やかみ合わせの調整、マウスピースの作成など、症状に合わせた治療を行っています。
    歯がぐらつくと感じたら、お気軽にご相談ください。

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ティースジュエリーの
セルフとプロの違い

みなさんこんにちは!

中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今日はティースジュエリーのセルフとプロの違いについてお話します。

親知らずを抜いた後の食事について

セルフとプロ施術の違いは?
ティースジュエリーの選び方

ティースジュエリーは、歯に小さなジュエリーを貼り付けて楽しむファッションのひとつ。笑顔に個性と華やかさをプラスできることから、若い世代を中心に人気が広がっています。最近では市販のセルフキットも登場し、手軽に楽しめるようになりましたが、安全面や仕上がりを考えると、プロの施術を検討する価値は十分にあります。

  • セルフキットの特徴と
    メリット・デメリット
  • メリット

    手軽さ
    ネットや店舗で気軽に購入でき、自宅で好きなタイミングで取り付け可能。

    コストが安い
    施術費用がかからないため、初期費用を抑えられる。

    デメリット

    接着剤の安全性
    市販のキットには、歯に適していない接着剤が使われていることも。歯の表面を傷つけたり、トラブルの原因になる可能性がある。

    取り付けの精度が低い
    自分で鏡を見ながら装着するため、ズレたり、しっかり接着できなかったりする。

    衛生面のリスク
    適切な下処理や消毒ができていないと、虫歯や歯周病の原因にもなる。

  • プロ施術
    (歯科医院や専門サロン)
    の特徴と
    メリット・デメリット
  • メリット

    安全な材料を使用
    歯科用の接着剤を使うため、歯に優しく、安心して装着できる。

    仕上がりがきれい
    専門的な技術で、位置や角度が正確で美しく、長持ちする。

    衛生管理が徹底
    歯の状態を確認したうえで清掃・消毒してから施術するので、トラブルを予防できる。

    万一のトラブルにも対応可能
    ジュエリーが取れた場合や、気になることがあってもすぐに相談・対応してもらえる。

    デメリット

    コストが高い
    施術料やジュエリー代を含めると、1万円以上かかる場合も。

    予約や通院の手間
    施術を受けるには、事前予約や通院が必要になる。

どちらが自分に合っている?

親知らずを抜いた後の食事について

ティースジュエリーを「気軽に1回だけ試したい」「イベント用で数日だけつけたい」という人には、セルフキットも選択肢になります。ただし、歯の健康を守りながら長く楽しみたい方、安全性を重視する方にはプロ施術が圧倒的におすすめです。

特に歯にトラブルを抱えている方(虫歯、歯周病、知覚過敏など)は、必ず事前に歯科医院で相談しましょう。

まとめ

安全に楽しむならプロの施術を

ティースジュエリーはおしゃれで楽しい反面、歯に直接装着するものだからこそ、安全性が最優先です。セルフで手軽に楽しむ方法もありますが、「長くキレイに、安全に」楽しむためにはプロの施術が最適です。自分に合った方法を選び、安心して笑顔に輝きをプラスしましょう。

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親知らずを抜いた後の
食事について

みなさんこんにちは!

中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今日は親知らずを抜いた後の食事についてです。

親知らずを抜いた後の食事について

親知らずを抜いた後は、傷口の回復を早めるために、適切な食事をとることが重要です。硬いものや刺激の強い食べ物は傷口に負担をかけ、痛みや炎症を悪化させる可能性があります。
本記事では、抜歯後におすすめの食事と避けるべき食べ物を詳しく解説します。

抜歯後におすすめの食事

抜歯後の食事は、「噛まずに食べられる」「冷たすぎず熱すぎない」「栄養がとれる」というポイントを意識して選びましょう。

  • おかゆや雑炊
  • 柔らかく炊いたおかゆや雑炊は、消化が良く、噛む必要がないためおすすめです。味付けは薄めにし、具材は細かく刻んで食べやすくしましょう。

  • スープ類
    (ポタージュ・味噌汁)
  • ポタージュスープや味噌汁などのスープ類は、飲み込みやすく栄養補給にも役立ちます。
    熱すぎると傷口を刺激するため、少し冷ましてから飲むようにしましょう。

  • ヨーグルトやプリン
  • なめらかで口当たりの良いヨーグルトやプリンは、食べやすく栄養価も高いのでおすすめです。ヨーグルトは乳酸菌が豊富で、口内環境を整えるのにも役立ちます。

  • スムージーや
    フルーツピューレ
  • バナナやリンゴを使ったスムージー、またはフルーツをすりつぶしたピューレは、栄養が豊富で食べやすいです。ただし、柑橘系の果物(オレンジ・レモン・グレープフルーツなど)は酸が強く、傷口にしみる可能性があるため注意しましょう。

  • 豆腐や茶碗蒸し
  • 豆腐や茶碗蒸しは柔らかく、のどごしが良いため、抜歯後の食事にぴったりです。味付けは薄めにし、出汁を多めに含ませると食べやすくなります。

  • 卵料理
    (スクランブルエッグ・温泉卵)
  • 卵はタンパク質が豊富で栄養価が高く、スクランブルエッグや温泉卵など柔らかい調理法なら食べやすいです。ただし、固ゆで卵は喉に引っかかりやすいため避けましょう。

抜歯後に避けるべき食べ物

傷口の治癒を妨げる可能性のある食べ物は、できるだけ避けましょう。

  • 硬いものや
    噛む必要がある食べ物
  • ナッツ類、せんべい、フランスパン、揚げ物などは、噛む力が必要で傷口に負担をかけるため、避けるべきです。

  • 熱すぎる食べ物や飲み物
  • 熱々のスープやお茶、コーヒーは、傷口の出血や炎症を悪化させる可能性があるため、冷ましてから飲むようにしましょう。

  • 刺激の強い食べ物
  • 香辛料が多いカレー、キムチ、わさび、酸味の強い柑橘類(レモン・グレープフルーツなど)は、傷口を刺激して痛みを引き起こす可能性があります。

  • アルコールや炭酸飲料
  • アルコールは血行を促進し、出血を引き起こす可能性があります。炭酸飲料は傷口にしみやすく、不快感を与えるため、抜歯後数日は避けるのが賢明です。

  • ストローを使った飲み物
  • ストローで飲み物を吸うと、口内の圧力が変わり、傷口の血餅(かさぶた)が剥がれてしまう可能性があります。水分補給は、コップからゆっくり飲むようにしましょう。

まとめ

親知らずの抜歯後は、柔らかくて食べやすいものを選び、傷口に負担をかけないようにすることが大切です。
おかゆやスープ、ヨーグルト、豆腐などを中心に食事を摂り、硬いものや刺激の強いものは避けるようにしましょう。傷口がしっかり回復するまで、食事に気をつけながら過ごしてください。

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神経治療はなぜ
時間がかかるの?

みなさんこんにちは!

中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回は根管治療はどうして時間がかかるのかお話していきます。

根管治療は、歯の神経が炎症を起こしたり、感染した際に行う精密な治療です。
1回で終わることは少なく、数回の通院が必要になることが一般的です。
その理由は大きく3つあります。

  • 根管の構造が複雑で、慎重な処置が必要
  • 歯の根の中(根管)はとても細く、湾曲していたり、枝分かれしていることもあります。
    感染した組織を丁寧に取り除き、きれいにするには、細かい作業と時間が必要です。

  • 再発を防ぐために、しっかり消毒する必要がある
  • 根管の中に細菌が残ると、炎症が再発し、治療をやり直すことになることもあります。
    根管内を確実に殺菌し、感染を防ぐためには、数回に分けて薬を交換しながら治療を進める必要があります。

  • 歯を長持ちさせるための慎重な処置
  • 治療を急ぐと、見えない部分に細菌が残り、後々トラブルにつながることがあります。
    根管治療は「歯を残すための最後の砦」とも言われる大切な処置です。
    時間をかけて丁寧に治療することが、歯を長持ちさせることにつながります。

根管治療は根気のいる治療ですが、しっかり治せば歯を抜かずに済む可能性が高まります。
少し時間はかかりますが、大切な歯を守るため、一緒に治療を進めていきましょう。

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歯磨き粉の成分

みなさんこんにちは!

中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回は歯磨き粉についてお話していきます。

みなさんが毎日使う歯磨き粉ですが、たくさん種類があってどれを使えばいいのか分からないなんてことありませんか?
以下では歯磨き粉の種類・成分について説明していきます。

歯磨き粉の種類(目的別)

歯磨き粉は、主に以下の目的に合わせて選ばれています。
製品名ではなく、効果・目的に基づく分類です。

  • 虫歯予防
  • 主にフッ素が配合され、歯のエナメル質を強化してむし歯の発生を抑える働きがあります。

  • 歯周病予防
  • 抗菌・抗炎症成分が含まれており、プラーク(歯垢)の除去や歯茎の炎症を抑える効果があります。

  • 知覚過敏用
  • 冷たいものや熱いものを摂取した際のしみる痛みを軽減するため、硝酸カリウム乳酸アルミニウムなどの成分が配合されています。

  • ステイン除去
  • 歯の表面の汚れ(着色汚れ)を落とし、自然な白さを保つための成分(例:ポリリン酸ナトリウム、ハイドロキシアパタイト)が使われています。

主な薬用成分とその効果

歯磨き粉に配合される薬用成分は、目的に応じてさまざまな働きをします。以下に、主要な成分とその効果をまとめました。

  • フッ素(フッ化物ナトリウム)
  • 【効果】エナメル質を強化し、再石灰化を促進することで虫歯の発生や進行を予防します。
    ※歯磨き粉では1,400~1,500ppm程度の高濃度が一般的です。

  • 塩化セチルピリジニウム
  • 【効果】口腔内の細菌を殺菌し、歯周病の原因となる菌の増殖を抑えます。

  • グリチルリチン酸ジカリウム
  • 【効果】抗炎症作用があり、歯茎の炎症や出血を抑制します。

  • 硝酸カリウム
  • 【効果】歯の神経への刺激伝達を抑制し、冷たいものや熱いものを摂取した際のしみる痛みを軽減します。

  • 乳酸アルミニウム
  • 【効果】歯の表面にある微小な穴(象牙細管)を塞ぐことで、外部の刺激から神経を守り知覚過敏を予防します。

  • ポリリン酸ナトリウム
  • 【効果】歯石の沈着を抑制し、歯表面のステイン(着色汚れ)を浮かせて除去しやすくします。

  • ハイドロキシアパタイト
  • 【効果】歯のエナメル質の再構築を促し、傷ついた部分を修復することで、歯本来の白さや健康を保ちます。

まとめ

  • 虫歯予防
  • フッ素が歯の再石灰化を促進し、むし歯の発生を防ぎます。

  • 歯周病予防
  • 抗菌成分(塩化セチルピリジニウム)や抗炎症成分(グリチルリチン酸ジカリウム)で、プラークの除去や歯茎の健康維持に寄与します。

  • 知覚過敏対策
  • 硝酸カリウムと乳酸アルミニウムが、神経の刺激を抑えてしみる痛みを和らげます。

  • ホワイトニング
  • ポリリン酸ナトリウムやハイドロキシアパタイトが、歯の表面の着色汚れを除去し、元の白さを保ちます。

各目的に応じた歯磨き粉を選ぶことで、日々のオーラルケアがより効果的になり、健康な歯と歯茎を維持することができます。
自分の口内の状態や悩みに合わせて、適切な成分が配合された歯磨き粉を選んでみてください。

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マウスピース矯正を
成功させるために
大事なこと

みなさんこんにちは。

中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今日はマウスピース矯正を成功させるために大事なことについてお話したいと思います。

マウスピース矯正を
成功させるためには

マウスピース矯正(インビザラインなど)は、目立ちにくく取り外し可能なメリットがありますが、適切に使用しないと効果が得られにくいこともあります。矯正を成功させるために大切なポイントを紹介します。

  • 装着時間を守る
  • マウスピース矯正は、1日20~22時間以上の装着が推奨されています。装着時間が短いと歯が計画通りに動かず、治療が長引いたり効果が得られなかったりする可能性があります。食事や歯磨き以外は、できるだけ装着するよう心がけましょう。

  • チューイーをしっかり噛む
  • マウスピースを装着したら、チューイー(専用のシリコン製グッズ)を毎回2~3分ほど噛むことが大切です。これにより、マウスピースが歯にしっかりフィットし、計画通りに歯が動きやすくなります。特に新しいマウスピースに交換した直後は、意識して噛むようにしましょう。

  • 浮きがないか毎回鏡で確認
  • マウスピースが浮いていると、歯が正しく動かず治療がうまく進みません。装着後は必ず鏡で確認し、マウスピースが歯にぴったり密着しているかチェックしましょう。浮きがある場合は、チューイーをしっかり噛んで調整し、それでも改善しないときは歯科医に相談してください。

  • 交換スケジュールを守る
  • マウスピースは通常1~2週間ごとに新しいものに交換します。スケジュールを守らないと、歯の動きが計画通りに進まなくなります。自己判断で交換時期をずらさず、歯科医の指示に従いましょう。

  • 歯科医院でこまめに
    チェックしてもらう
  • 自己管理だけでは気づけない問題もあるため、定期的に歯科医院でチェックを受けることが重要です。歯が計画通りに動いているか、マウスピースが正しく機能しているかを確認してもらいましょう。少しでも違和感がある場合は、すぐに相談することが大切です。

  • 適切な保管をする
  • マウスピースは高温に弱いため、熱湯で洗ったり、直射日光の当たる場所に置いたりしないようにしましょう。また、外した際は専用ケースに入れておかないと紛失や破損の原因になります。

  • 口腔ケアを徹底する
  • マウスピース矯正中は虫歯や歯周病になりやすいため、食後は必ず歯を磨きましょう。マウスピースをはめる前に歯磨きを怠ると、汚れが閉じ込められて菌が繁殖しやすくなります。マウスピースも定期的に洗浄しましょう。

  • 途中でやめない
  • 矯正は長期間かかるため、途中で挫折しないことが重要です。治療計画に沿ってしっかり続けることで、理想の歯並びに近づきます。モチベーションを維持するために、治療前後の写真を撮って変化を実感するのもおすすめです。

マウスピース矯正は、正しく使用すれば確実に効果が出る治療法です。歯科医の指導を守りながら、根気よく続けましょう。

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年齢別の歯が残っている
本数の平均と歯の寿命

みなさんこんにちは。

中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。今日は年齢ごとの歯が残っている本数の平均と歯の寿命についてです。

年齢ごとの残存歯数の平均と
歯の寿命

  • 年齢ごとの残存歯数の平均
  • 日本人の永久歯は親知らずを除くと28本あり、一般的には成長とともに生えそろいます。しかし、加齢や生活習慣、口腔ケアの状況によって歯の本数は徐々に減少していきます。厚生労働省の調査によると、年齢ごとの平均的な残存歯数は以下のようになっています。

    20代・30代 ほとんどの人が
    28本(親知らずを除く)を維持
    40代 26~27本
    (早い人では歯周病や虫歯で
    抜け始める)
    50代 24~26本
    歯周病による抜歯が増加)
    60代 20~24本
    (噛み合わせの問題が出始める)
    70代 15~20本
    (入れ歯を利用する人が増える)
    80代 10~15本
    (「8020運動」の目標である
    20本を維持できる人も)
    90代 5~10本
    (総入れ歯を使う人が多い)

    80歳で20本以上の歯を残すことを目標とした「8020運動」が広まった結果、以前よりも多くの高齢者が自分の歯を維持できるようになりました。しかし、それでも加齢に伴い歯の喪失が進むのが一般的です。

  • 歯の寿命に影響する要因
  • 歯の寿命は、どのようなケアをしているかによって大きく変わります。以下のような要因が歯の寿命に影響を与えます。

    虫歯と歯周病の影響

    虫歯や歯周病は、歯を失う主な原因の一つです。

    ・虫歯:歯の表面が細菌によって侵され、進行すると神経を抜く必要があります。神経を抜いた歯はもろくなり、寿命が短くなります。
    ・歯周病:歯を支える歯槽骨(しそうこつ)が減少し、歯がぐらついて抜けてしまう病気です。特に中高年以降の歯の喪失の大きな原因となります。

    対策

    ・正しいブラッシングを行い、歯垢や歯石を防ぐ。
    ・歯科検診を定期的に受け、早期発見・早期治療をする。

    噛み合わせと歯ぎしりの影響

    ・噛み合わせの悪さ:特定の歯に過度な負担がかかり、すり減りや破損につながる。
    ・歯ぎしり・食いしばり:歯に大きな負荷を与え、ひび割れや摩耗の原因になる。

    対策

    ・歯科で噛み合わせのチェックを受ける。
    ・歯ぎしりがひどい場合はナイトガード(マウスピース)を使用する。

    生活習慣と食生活の影響

    ・糖分の多い食事:虫歯のリスクを高める。
    ・硬すぎる食べ物:歯に過剰な負担をかける。
    ・喫煙:歯周病のリスクを高め、歯の寿命を縮める。
    ・飲酒:過度な飲酒は口腔内の環境を悪化させる。

    対策

    ・バランスの良い食事を心がける。
    ・禁煙を検討する。
    ・水分補給をして口の中の乾燥を防ぐ(ドライマウス予防)。

    口腔ケアと歯科受診の影響

    ・ブラッシング不足:歯垢が溜まり、虫歯や歯周病の原因となる。
    ・定期検診の未受診:初期段階の問題を見逃し、結果的に歯の喪失につながる。

    対策

    ・1日2~3回、正しい方法で歯磨きをする。
    ・デンタルフロスや歯間ブラシを使い、歯と歯の間の汚れを除去する。
    ・歯科医院で半年~1年に1回は定期検診を受ける。

  • 予防と対策:
    歯の寿命を延ばすために
  • 歯の寿命を延ばし、できるだけ多くの歯を残すためには、以下のポイントを意識することが重要です。

    正しい歯磨き

    歯ブラシだけではなく、フロスや歯間ブラシを活用して、細かい部分の汚れを取り除くことが大切です。

    定期的な歯科検診

    最低でも半年に1回は歯科医院で検診を受け、クリーニングや早期治療を行いましょう。

    健康的な食生活

    野菜や果物、カルシウムを多く含む食品を摂取し、歯の健康を保つ栄養素を意識しましょう。

    歯ぎしり・食いしばりの対策

    寝ている間に歯ぎしりをする人は、マウスピースを活用することで歯を守ることができます。

    禁煙と適度な飲酒

    タバコは歯周病のリスクを大幅に高めます。禁煙することで歯の寿命を延ばせます。

  • まとめ
  • 加齢とともに歯の本数は減少していきますが、適切なケアを行えば80歳を過ぎても20本以上の歯を残すことは可能です。特に歯周病対策や定期的な歯科検診が重要です。

    「歯は一生の財産」とも言われるように、日頃のケア次第で歯の寿命を延ばすことができます。しっかりとした予防とケアを行い、できるだけ長く自分の歯で食事を楽しめるようにしましょう。

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歯が動く仕組み

みなさんこんにちは。

中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。 今日は歯の動く仕組みについてです。

歯の構造

歯は、歯冠、歯根、歯髄、歯周膜などの部分から成り立っています。歯冠は口の中に見える部分で、歯根は歯槽骨に埋まっている部分です。歯は歯根を通じて歯槽骨にしっかりと固定されており、歯槽骨は歯を支える大切な骨です。

また、歯と歯槽骨をつなぐ「歯周膜」という柔らかい組織もあり、この歯周膜が歯が動く仕組みの中心的な役割を担っています。

歯が動くために必要な圧力

歯が動くメカニズムの基本は「圧力」にあります。歯に圧力をかけることで、歯を支える歯周膜や歯槽骨が変化し、歯が動くのです。

例えば、矯正治療では歯に小さな力を継続的に加えることで、歯が少しずつ動いていきます。この圧力は、歯を理想的な位置に導くために使われ、通常は数週間、数ヶ月といった時間をかけて調整します。

歯周膜の役割と反応

歯周膜は歯根を歯槽骨とつなぐ組織で、弾力性があり、圧力に対して敏感に反応します。矯正器具や外的な力が加わると、この歯周膜が圧縮されたり引き伸ばされたりします。

圧力がかかる側の歯周膜は圧縮され、逆に圧力がかからない側は引き伸ばされます。この過程で、歯周膜が周囲の骨に変化を促し、歯の位置が動きます。

骨吸収と骨形成

歯に圧力がかかると、その圧力を受けて歯槽骨に変化が起こります。圧力がかかる方向では「骨吸収」が起こり、歯槽骨が少しずつ溶けていきます。

これは、骨を支える細胞が骨を溶かすためです。反対に、圧力がかからない方向では、新しい骨が作られます。これを「骨形成」と言い、骨を補充するために新しい骨が作られ、歯はその方向に移動します。
この骨の変化は非常に遅く、数週間から数ヶ月かけて少しずつ進行します。

矯正治療での歯の移動

矯正治療では、歯に適切な圧力を継続的に加えることで、歯を移動させます。矯正器具(ワイヤーやブラケット)などを使って歯に力をかけ、歯周膜や歯槽骨を調整していきます。

この過程では、圧力をかけすぎると歯や骨にダメージを与えてしまう可能性があるため、少しずつ力を加えていきます。また、歯の動きには個人差があり、骨の強さや歯の状態によって動くスピードも異なります。

歯が動く速度

歯が動く速度は急激ではなく、時間をかけて少しずつ移動します。通常、矯正治療で歯を動かす速度は1ヶ月に1ミリメートル程度と言われています。

急激に力を加えると、歯根が吸収されたり、歯周組織にダメージを与える恐れがあるため、慎重に力を加えていく必要があります。また、骨が変化するプロセスも時間がかかるため、歯の移動には根気が必要です。

まとめ

歯が動く仕組みは、歯に圧力をかけることで歯周膜や歯槽骨に変化をもたらし、骨が吸収されたり形成されたりする過程によって、歯が新しい位置に移動するというものです。

このメカニズムは、矯正治療やその他の歯科治療において活用されており、歯を理想的な位置に調整するために重要な役割を果たしています。
歯の移動は慎重に行われるべきであり、正しい力で時間をかけて進めることが、歯の健康を保ちながら移動させるためには欠かせません。

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