スタッフ体験記録

 

歯周病は知らぬ間に進行してる?!

みなさんこんにちは。
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。

今回は「沈黙の病気」とも呼ばれる歯周病について、なぜこんなにも“気づかれにくい”のか、そして実は“進行が早い場合もある”ということまで、わかりやすくお話しします。

抜歯後の合併症(神経麻痺、感染、ドライソケット)への対応

1.痛みがほとんど出ない

歯周病は、むし歯のようにズキズキした痛みが出にくいため、放置されやすい病気です。
歯ぐきの炎症が起きていても「ちょっと腫れてるかな?」くらいの感覚で、気づかないまま進行してしまうことがよくあります。

2.出血や口臭を
見過ごしてしまう

歯を磨いたときに出る血、朝の口の中のネバつき、ふと気になる口臭。これらは実は歯周病のサインかもしれません。
でも多くの人が「磨き方が悪かったかな」「疲れてるだけかも」と見逃してしまいがちです。

3.進行がゆっくりで
慣れてしまう

歯周病は、数ヶ月から数年かけてゆっくり進行することが多いため、少しずつの変化に慣れてしまいやすいのが特徴です。
歯ぐきが少し下がったり、歯がぐらついたりしても、「こんなものかな」と思って放置してしまうことがあります。

4.進行が早いタイプもある

歯周病には急速に進行するタイプもあります。
若年性歯周炎(現在は「侵襲性歯周炎」とも呼ばれます)は10代や20代でも急激に骨が溶けるケースがあります。
また、喫煙者や糖尿病の方、ストレスが多い方なども、免疫力の低下によって進行が早まることがあります。歯みがきが十分でない場合も進行が加速します。

5.自分では見えない場所で進む

歯周病は、歯ぐきの奥や歯と歯の間など、自分では鏡でも見えない場所で進行することが多いです。
歯石や歯垢が深い部分に溜まり、炎症や骨の吸収が起きても、本人はまったく気づかないこともあります。

6.自覚症状が出たときには
進行している

「歯がグラグラする」「歯ぐきが下がって歯が長く見える」「かたい物が噛みにくい」などの症状が出た時には、すでに歯周病がかなり進行していることがほとんどです。
一度溶けた骨や下がった歯ぐきは、自然には戻りません

7.予防と定期検診が
いちばんのカギ

歯周病は気づかないうちに進行してしまうからこそ、予防がとても大切です。
定期的に歯科医院で検診とクリーニングを受けていれば、早期発見・早期対応が可能です。
進行を止めたり、症状を軽く保つこともできます。

最後に

「最近歯ぐきが下がってきた気がする」「歯を磨くと血が出る」「朝起きたときに口がネバつく」
こんなサインに気づいたら、できるだけ早めに歯科医院に相談してください。

中延昭和通り歯科では、お一人おひとりの状態をしっかり確認しながら、お口の健康を守るお手伝いをしています。
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね。

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