こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回は抜歯後の痛みや対処法などについてお話していきます。
親知らずを抜いた後の痛みは、多くの方が気にされるポイントです。術後の痛みのピークや和らげる方法、回復までの目安を詳しく解説します。
1. 術後の
痛みのピークはいつ?
親知らずの抜歯後、痛みのピークは術後24時間~48時間以内に訪れることが一般的です。
特に骨を削るような難しい抜歯の場合、痛みが強くなることがあります。
痛みの感じ方は個人差がありますが、術後3日目以降は徐々に和らぎ、1週間ほどでほぼ落ち着くことが多いです。
ただし、親知らずの状態や体質によって回復期間には差があります。
2. 痛みを和らげる方法
術後の痛みを軽減するために、以下の方法を実践しましょう。
- 痛み止めの服用
- 口を強くすすがない
- アルコール・タバコを控える
処方された鎮痛薬を指示通りに服用しましょう。痛みが強くなる前に早めに飲むことで、効果的に抑えられます。
術後すぐに強くうがいをすると、血餅(かさぶたのようなもの)が取れてしまい、痛みが悪化することがあります。
優しくすすぐ程度にしましょう。
血流が良くなりすぎると出血や痛みが悪化するため、術後1週間は禁酒・禁煙するのが理想的です。
3. 回復までの目安
• 痛みのピーク:術後1~2日目
• 腫れのピーク:術後2~3日目
• 腫れや痛みの軽減:1週間程度
• 完全に落ち着く:2週間~1ヶ月
※個人差があり、親知らずが埋まっていた場合や骨を削った場合は、もう少し長引くこともあります。
4. こんな症状があれば
歯科へ相談
通常の痛みであれば、数日で落ち着きますが、以下の症状がある場合は歯科医院へ相談しましょう。
• 抜歯後3日以上たっても痛みが増す
(ドライソケットの可能性)
• ひどい腫れが1週間以上続く
• 膿が出て口臭が強い(感染の可能性)
• 発熱や強い痛みがある
親知らずの抜歯後は、適切なケアをすることで痛みを和らげ、スムーズに回復できます。
不安がある場合は、遠慮せず歯科医院に相談してください。